白井右鬼先生の書画展に行ってきました。
★右鬼展および雄風会書展
2010.1.6-12 セシオン杉並にて
右鬼先生が好まれるは、江戸や明治のころの文人書画。
先生から頂いた年賀状の字をめぐって
60の男が5人(活字には詳しいはずの面々…)で考えたけど
字が読めなかったという家主の話から
小一時間 楽しいお話を伺いました。
読めなかった字のひとつは 毎の下に水と書いて、海。
これは弘法大師 空海が使っていた 海。
そう言えば、空海の自署に変な字が書いてあったねぇと
父娘ともども思い出したようなのですが…。
江戸や明治の頃と言えば、字を書くことができる人なら誰でも
この程度の字は読むことができたのではないかと。
う~ん、文化が廃ってますねぇ~ 文化が…
大きな作品に向かう前は
1週間、墨を摺り続けるそうです。
墨のお話は
こちら。
右鬼先生、年を重ねるのが楽しくなります。
ありがとうございます。